AWS CloudTrail Lakeで自然言語クエリ生成がプレビュー公開
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Amazon Web Services(AWS)は、AWS CloudTrail Lakeで自然言語クエリ生成(Preview)を公開しました。
AWS CloudTrail Lakeは、AWS CloudTrailのアクティビティログを取得、保存、アクセス、分析するためのフルマネージドなデータレイクです。
今回発表された自然言語クエリ生成は、このCloudTrail Lakeの機能の一つで、保存されているアクティビティログに対して自然言語でクエリを発行し、結果を得ることができます。
例えば、「先月発生したエラーを教えて」といったような質問をすると、CloudTrail Lakeはそれを解釈し、適切なSQLクエリを生成して実行してくれます。
これにより、ユーザーはSQLの専門知識がなくても、ログ分析を簡単に行うことができるようになります。
記事では、自然言語クエリ生成を使用して、実際にCloudTrail Lakeのログを分析する手順が紹介されています。
具体的には、「過去1ヶ月間に発生したエラーの数」「エラーが発生したサービスとその原因」「過去1ヶ月間に最も使用したAWSサービス」などを自然言語でクエリしています。
自然言語クエリ生成は、現在、米国東部(バージニア北部)リージョンでプレビューとして利用可能です。
プレビュー期間中は追加費用なしで利用できますが、クエリの実行にはCloudTrail Lakeのクエリ料金が適用されます。
今回の自然言語クエリ生成の発表により、AWS CloudTrail Lakeの利便性がさらに向上しました。
これにより、ユーザーはより容易にログ分析を行い、セキュリティやコンプライアンスの向上、運用効率の改善などに役立てることができるでしょう。
詳細については、AWS CloudTrail Lakeのユーザーガイドをご確認ください。