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Azure Kubernetes Service(AKS)向け高度なコンテナネットワーキングサービスを発表

NewsPilot編集部

Microsoftは、Azure Kubernetes Service(AKS)の運用機能を大幅に向上させるサービス群である「Advanced Container Networking Services」を発表しました。

このサービス群は包括的で、可観測性、セキュリティ、コンプライアンスに関する複雑な課題に対処するために、Azure Kubernetes Service(AKS)向けの既存のネットワーキングソリューション上に構築されています。

このサービス群の最初の機能である「Advanced Network Observability」は、パブリックプレビューで利用できるようになりました。

Advanced Network Observabilityは、Hubbleのコントロールプレーンの機能をCiliumと非Ciliumの両方のLinuxデータプレーンにもたらす、Advanced Container Networking Servicesスイートの最初の機能です。

これにより、AKSクラスター上でHubbleメトリクス、Hubbleのコマンドラインインターフェース(CLI)、Hubbleユーザーインターフェース(UI)が利用できるようになり、コンテナ化されたワークロードを深く把握できます。

Advanced Network Observabilityにより、顧客はKubernetesクラスター内のネットワーク関連の問題を正確に検出し、根本原因を突き止めることができます。

この機能は、拡張されたBerkeley Packet Filter(eBPF)テクノロジーを活用してLinuxカーネルからリアルタイムでデータを収集することにより、ポッドレベルの粒度でメトリクスまたはフローログの形式でネットワークフロー情報を提供します。

ネットワークトラフィックフロー、ボリュームデータ、ドロップされたパケットに加えて、ドメインネームサービス(DNS)メトリクスとフロー情報も提供され、リクエストとレスポンスに関する詳細な洞察が得られます。

Advanced Network Observabilityは、Azure Kubernetes Service(AKS)クラスターのネットワークトラフィックを深く可視化し、監視、トラブルシューティング、セキュリティを強化する強力なツールです。

Azure Kubernetes Serviceを利用している企業は、Advanced Network Observabilityを利用することで、ネットワークの可視化と制御を強化し、アプリケーションのパフォーマンスと信頼性を向上させることができます。

参照元サイト:Announcing Advanced Container Networking Services for your Azure Kubernetes Service clusters

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