Amazon EC2、大規模インメモリデータベース向けにU7iインスタンスを提供開始

Amazon Web Services(AWS)は、最大32TBのDDR5メモリと896個のvCPUを搭載したAmazon Elastic Compute Cloud（Amazon EC2）U7iインスタンスの提供を開始しました。

2023年のre:Inventでプレビューが発表されていましたが、今回正式に利用可能になりました。

この新しいインスタンスは、第4世代のIntel Xeonスケーラブルプロセッサ（Sapphire Rapids）を搭載し、SAP HANA、Oracle、SQL Serverなどの大規模なインメモリデータベースをサポートするように設計されており、大規模なインメモリワークロードに対して優れたコンピューティング価格性能を提供します。

U7iインスタンスは、前世代のEC2 High Memoryインスタンスと比較して、コンピューティング性能が135%以上、メモリ性能が最大115%、EBS帯域幅が2.5倍向上しています。

これらのインスタンスは、米国東部（バージニア北部）、米国西部（オレゴン）、アジアパシフィック（ソウル、シドニー）のAWSリージョンで利用でき、Amazon Linux、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、Ubuntu、Windows Serverなどのオペレーティングシステムをサポートしています。

今回の発表は、大規模なインメモリデータベースを利用している企業や組織にとって朗報です。AWSのU7iインスタンスを利用することで、より高性能でコスト効率の高いシステムを構築できるようになるでしょう。

参照元サイト：Amazon EC2 high memory U7i Instances for large in-memory databases

NewsPilot編集部

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