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BigQueryのコミュニティ製UDFが全リージョンで利用可能に

NewsPilot編集部

Google Cloudは、BigQueryのコミュニティ製ユーザー定義関数(UDF)が、BigQueryのすべてのリージョンで利用可能になったことを発表しました。

UDFは、BigQueryで特定のタスクを処理するために作成できるカスタム関数です。標準SQLではすぐに利用できない複雑な文字列の解析や計算の実行など、ユーザー独自のニーズに合わせて関数を定義することができます。

これまで、コミュニティ製のUDFは公開されていましたが、bqutilプロジェクトの米国マルチリージョンに限定されていました。そのため、米国外のユーザーは、UDFを自分のプロジェクト内のリージョンデータセットに手動でデプロイする必要があり、ワークフローに追加の手順が必要でした。今回の発表により、BigQueryのコミュニティ製UDFが世界中に公開され、この制限が解消されました。

ユーザーは自分のBigQueryデータがどこにあっても、コミュニティで開発された膨大なUDFを利用できるようになりました。これは、高度なデータ変換技術へのアクセスを真に民主化するものです。

今回の拡張は、オープンソースコラボレーションの力を証明するものです。Google Cloudとより広範なコミュニティが協力して、BigQueryを最もアクセスしやすく、用途の広いデータウェアハウスソリューションにする方法を示しています。

今回の発表は、BigQueryユーザー、特にこれまでUDFの利用に制限があった米国外のユーザーにとって朗報です。BigQueryのUDFを活用することで、データ変換を効率化し、より高度な分析を実行できるようになるでしょう。

参照元サイト:BigQuery community UDFs go global to simplify data transformations for everyone

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