マイクロソフト、ガートナーのクラウドAI開発者サービス分野で5年連続リーダーの評価を獲得

マイクロソフトは、ガートナーのマジック・クアドラントのクラウドAI開発者サービス分野において、5年連続でリーダーとして認められたことを発表しました。

ガートナーのレポートでは、マイクロソフトは「ビジョンの完全性」において特に高い評価を受けています。

マイクロソフトはAzure AIポートフォリオ全体への投資を優先しており、今回の評価は、その成果が認められた結果と言えます。

Azure AIは、最先端のAIモデル、サービス、統合ツールを提供する機能豊富なプラットフォームです。顧客が生成AIを活用したイノベーションを加速できるよう支援しており、Fortune 500企業の65%以上がAzure OpenAIサービスを利用しているとの事です。

Azure AIは、画像、動画、音声の認識や生成、自然言語処理など、幅広い機能を提供しています。また、OpenAI、Mistral AI、Cohere、Hugging Face、Metaなど、業界をリードする企業と連携し、1,600を超える大規模言語モデル、小規模言語モデル、画像モデルを提供するモデルカタログも提供しています。

記事では、Azure AIの顧客事例として、オランダの大手スーパーマーケットチェーンであるAlbert Heijnの事例を紹介しています。Albert Heijnは、顧客のパーソナライズ化から需要予測、食品廃棄物プロジェクトまで、Azure AIの最先端のAPIとモデルを活用した、多くのサービスを展開しているとの事です。

また、オーストラリアの通信大手Telstraの事例も紹介しています。Telstraは、Azure AI Searchを利用し、生成AIソリューションを独自のデータに基づいて安全に運用しています。

マイクロソフトは、Azure AI Studioに投資を行い、カスタムコパイロットのような、エンタープライズレベルの生成AIソリューションに必要なサービスやツールを統合することで、AIアプリケーションの作成、テスト、展開を簡素化しています。

Azure AI Studioは、開発者が責任あるAIプラクティスを遵守しながら、コンセプトから本番環境へと迅速に移行できるようにするコードファーストのアプローチを重視しています。

マイクロソフトは、顧客が自信と俊敏性を持って変革を起こすAIアプリケーションを開発できるように、Azure AI Studio内の堅牢なエコシステムの構築を目指しています。

今回の発表は、マイクロソフトがAzure AIに積極的に投資し、顧客の生成AI活用を支援していることを示すものです。日本でもAzure OpenAIをはじめとした、Azure AIサービスの利用が進んでいくと考えられます。

参照元サイト：Microsoft is a Leader in the 2024 Gartner® Magic Quadrant™ for Cloud AI Developer Services

NewsPilot編集部

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