Microsoft Cost Managementの最新情報(2024年4月)
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Microsoftは、クラウドサービスの費用管理を支援する「Microsoft Cost Management」の2024年4月のアップデート情報を公開しました。
今回のアップデートでは、Azure Savings Planの新しいアクセス制御や、Azure Advisorの費用最適化ワークブックへのデータベースと持続可能性に関するインサイトの追加などが発表されました。
Azure Savings Planは、一定期間の従量課金制の費用に対する割引と引き換えに、一定時間のリソース使用をコミットするサービスです。今回のアップデートによりSavings Planの管理に柔軟性をもたらす、4つの新しいロールベースのアクセス制御(RBAC)ロールが一般提供されました。
またAdvisorの費用最適化ワークブックでは、使用量の最適化に役立つデータベースと持続可能性のインサイトが追加されました。これにより、クラウド支出から無駄をなくし、最大限の価値を引き出す方法を見つけることができます。
さらにAzure.comの価格設定ページも更新され、Microsoft Copilot for SecurityやAzure Modeling and Simulation Workbenchなどの新サービスの価格設定ページと計算ツールが公開され、コストの見積もりが容易になりました。
Microsoftは、Azureの価格設定ツールをよりアクセスしやすく、ユーザーフレンドリーなものにするために常に取り組んでいます。これらの変更が、Azureソリューションのコストを見積もる際に役立つことを期待しています。今後の改善に関するフィードバックや提案があればお知らせください、との事です。
今回のアップデートは、Microsoft Azureを利用しているユーザーにとって、コスト管理をより最適化するためのアップデートとなっています。詳細については、Microsoftの公式ブログ記事をご確認ください。
参照元サイト:Microsoft Cost Management updates—April 2024