Google Cloud

Dataplex Catalogの一般提供開始により、データ検出とガバナンスの統合的な体験が可能に

NewsPilot編集部

Google Cloudは、データ資産の統合管理プラットフォームであるDataplex Catalogの一般提供を開始しました。Dataplex Catalogは、Google Cloud上またはオンプレミスにあるすべてのメタデータの統合インベントリを提供し、組織全体でデータを検索、発見、理解、管理することを容易にします。

Dataplex Catalogの一般提供開始は、データのサイロ化に悩む多くの企業にとって朗報と言えるでしょう。データアナリストやビジネスアナリストは、組織全体からデータリソースを検索し、関連するメタデータを探索できるため、データ分析の効率が大幅に向上する可能性があります。

特に興味深い点は、Dataplex Catalogが、技術メタデータだけでなく、ビジネスメタデータも管理できる点です。データの所有者や管理者は、データリソースに注釈を付け、追加の技術、セマンティック、ビジネスメタデータをキャプチャできます。これにより、データのコンテキストや知識を共有することが容易になり、データ活用の幅が広がることが期待できます。

また、Dataplex Catalogは、Google Cloudリソースだけでなく、サードパーティシステムのリソースも統合管理できる点も魅力的です。多くの企業が、複数のクラウドサービスやオンプレミスシステムを利用しており、データが様々な場所に分散している現状があります。Dataplex Catalogを利用することで、これらの分散したデータを一元的に管理し、可視化することが可能になります。

さらに、Collibraとの統合も発表されており、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境におけるデータガバナンスの効率化が期待できます。Collibraは、データガバナンスおよびデータカタログの分野におけるリーディングカンパニーであり、今回の統合により、より強力なデータ管理体制を構築することが可能になるでしょう。

Dataplex Catalogは、データの発見、ガバナンス、活用に関する多くの課題を解決する可能性を秘めたサービスと言えるでしょう。今後、多くの企業で導入が進み、データドリブンな意思決定やビジネスの成長に貢献していくことが期待されます。

参照元サイト:Discover a brand new catalog experience in Dataplex, now generally available

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