Google Cloudが提供する6つのデプロイメントアーキタイプ
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Google Cloudは、アプリケーションの信頼性、コスト、運用、レイテンシのニーズに対応する6つのデプロイメントアーキタイプに関する記事を公開しました。
Google Cloudでアプリケーションをデプロイする際、可用性、レイテンシ、パフォーマンス、コスト要件を満たすデプロイメントアーキタイプを選択することが重要になります。
デプロイメントアーキタイプとは、アプリケーションのビジネス要件と技術要件を満たすクラウドトポロジーを構築するための基盤となるアーキテクチャモデルです。Google Cloudは、 zonal、regional、multi-regional、global、hybrid、multicloudの6つのデプロイメントアーキタイプをサポートしています。
記事では、それぞれのアーキタイプについて、ユースケースや設計上の考慮事項、それぞれのアーキタイプをいつ使用するかについての詳細なガイダンスが紹介されています。
例えば、複数の国にいるユーザーにサービスを提供する必要があるアプリケーションで、高い可用性が必要な場合は、マルチリージョンデプロイメントアーキタイプが必要になる可能性があります。しかし、単一の地理的地域内の一部の従業員が使用する社内アプリケーションの場合、可用性よりもコストを優先し、リージョンデプロイメントアーキタイプを選択する方が適している場合があります。
アーキタイプを選択したら、Google Cloudサービスを使用してクラウドアーキテクチャを構築する必要があります。記事では、Compute Engineでのシングルゾーンデプロイメント、リージョンデプロイメント、マルチリージョンデプロイメント、Compute EngineとSpannerを使用したグローバルデプロイメント、Google Cloudを使用したハイブリッドおよびマルチクラウドアーキテクチャの構築といった、参考となるアーキテクチャや設計ガイドが紹介されています。
クラウドアプリケーションに最適なデプロイメントアーキタイプを決定することは、クラウドアーキテクチャ構築の旅における重要なステップです。この決定は、使用できる、または使用する必要があるGoogle Cloud製品と機能に関する後々の設計判断に影響を与え、簡素化します。
Google Cloudが提供する、デプロイメントアーキタイプに関する情報を参考に、最適なアーキテクチャを選択してください。
参照元サイト:6 deployment archetypes for your reliability, cost, operational, and latency needs